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【6DoF】VRヘッドセット oculus quest を購入した

oculus-quest-top

image: oculus/youtube


VR、バーチャルリアリティ(Virtual Reality)とは人工的に作られた擬似現実を体験できるテクノロジーや機器のことをさしています。 そしてそのVR機器カテゴリの一つであるVRヘッドセットにOculus Questが加わりました。

www.oculus.com

6月頭に届いて*1から2週間弱ですが、没入感と作り込みに大変感動しました。 VR自体は初心者ですが、デバイス的にも完成度が高く安心して楽しめるものになっています。


普段はエンジニアとして仕事をしています。新しいものが好きで、TwitterでのVRヘッドセット(ゴーグル)に対する熱が若干増したのを感じ取り購入を決めました。

Oculus Questのスペック / 仕様

主要なスペック、仕様は下記の項目の通りです。

6DoF

英語で "six degrees of freedom" と呼びます。wikipediaには以下のように書かれています。

3次元において剛体が取り得る動きの自由度のことである。具体的には、前または後・上または下・左または右に(別の言い方では3次元の直交座標系の軸に沿って)動くことができ、また直交座標系の3軸おのおのの周囲を回転できることを指す。

出典: 6DoF - Wikipedia

なんか難しいですね。とにかく自由度が高いってことです。

2018年5月2日に発売された、3DoFの Oculus Goと比べて2倍自由ってことですね。

なんと、いらすとやさんがイラストを公開しているので拝借しましょう。

3DoF6DoF

3DoFでは、頭部分の動きを認識することが可能でした。 6DoFでは、体部分の動きまで認識します。

自分の体の位置を認識することが可能なので、ゲーム内で自分が歩くことが可能です

有線接続不要

オールインワンのVRヘッドセットとなっており、従来のVRヘッドセットのように有線接続が不要です。 僕はこのVRヘッドセットが初だったのですが単純にケーブルが大量に存在することは自身の体の可動範囲を狭めるので、ストレスの原因になります。

その点で、完全ワイヤレスのこのVRヘッドセットはとても身軽で、ノンストレスでその世界へと没入できます。

その他

価格

64GBは49800円 128GBは62800円

購入した直後に価格を忘れることでショックを減らしていましたが、記事を書いてる時に再度向き合うことになり白目を剥きました。

Oculus Goは約半分の金額の25000円で購入可能です。

動画がみれればok!という人であれば、Oculus Goで十分だと思います。 ゲームをするのであれば、Oculus Goの選択はあり得ません。questをクレジットカードで決済して金額を記憶から消しましょう。

(尚、僕は家計簿アプリに連携されて通知がくる為いやでも白目は剥きます)

バッテリー

ゲームプレイ時で2時間程度 連続待機時間は3時間ほどといったところでしょうか。

実際にプレイしてみると1時間程度でもかなり疲れるので、必要十分だと思います。

ディスプレイ

解像度は2880×1600です。 OLED(有機EL)を採用しています。

有機EL最大のメリットは液晶よりも高画質な映像を楽しめることだと思いますが、個人的には解像度はもう一つといった感じでした。これが初VRヘッドセットだったので、そう感じたのだと思います。

プロセッサ

プロセッサは Qualcomm Snapdragon 835 を採用しています。 解説は以下の記事に譲ります。

スマホ向けCPUの「Snapdragon 835」の性能がすごい | ちもろぐ

使い心地

つけ心地も含めて使い心地は良好です。 重すぎることもなく、1時間程度のプレイであればストレスなく使用することができます。

ただ個人的にかなり汗っかきなので、体を動かすゲームなどをやるとすごい汗をかきます。 Beat Saberのhard以上は激しい運動なので、有酸素運動としてかなり良いかもしれないです。

ガーディアン機能

Oculus Questは6DoFで、移動が可能なためゲームプレイに使用する範囲の設定を行う必要があります。 その機能のことをヘッドセットではガーディアンと呼んでいます。

基本的にはプレイするエリアを実際に選択することによって、その範囲から出た場合に警告を行ってくれる仕組みで、これがよくできていて家のものを壊さずにゲームがプレイできています。

実際に家でプレイしてみると都内一人暮らしの部屋(28m2)では明らかに広さが足りず、5000兆円欲しいなどという気持ちがふつふつと湧いてくることでしょう。

早く5000兆円欲しい。

よくできたチュートリアル

ここが一番体験としてはよかった点ですが、Oculus Questのセットアップ後に行えるチュートリアルがめちゃくちゃよかったです。

付属コントローラを用いた手の動きのシミュレートや、VRヘッドセットでできることの多さを一気に体験することができます。

尚プレイ中は、傍目から見ると異常者のような動きをすることになるので注意してください。

おすすめゲーム

大してプレイできてはいないですが、おすすめのゲームを2つほど紹介します。

Beat Saber

store.playstation.com

全身を使った音ゲーで、手にセイバー(剣のようなもの)を持って箱をぶった切っていくゲームです。 リズム感覚が求められるのと一ゲームの時間が短く忙しい人にもおすすめできる作品です。

難易度がハード以上になると、途端に鬼難易度のゲームと化すのは音ゲーの宿命ですが、やってみた感じこちらは体力も求められることでしょう。

譜面覚えゲーだった記憶のある jubeatと違って体力も必要なところが革新的です。

jubeat festo

Creed: Rise to Glory

購入していないですが、デモで汗をものすごくかきました。

ボクシングのゲームです。軽い運動には、もっともおすすめです。

あと脇腹とか痛めます。僕は痛めました。運動不足のお父さんは注意してください。

最後に

なんかNetflixの見心地とか書こうと思いましたが、まだDMMアプリのリリースもされてないようなのでやめました。

あ、あと。ヘッドセット買った人はすぐにプライバシー設定をONにしましょうね。

-> Oculus Go をはじめた人が最初に見直すべきプライバシー設定 - これはただの日記

さあ、君もVRの世界へ。

*1:konozamaに見舞われました