【備忘録】brewで降ってきたhelmを2系に戻す【kubernetes】
こんちは。今年も残すところ僅かになりましたね。
Kubernetes向けのパッケージ管理ツール「Helm」が2019/11/13に公開されてから約1ヶ月が経過して、
有識者の皆さまにおかれましては、手元で試したりされていることと思います。
ウッカリさんだからbrew upgrade実行したらhelm v3が降ってきてtillerなしの世界に迷い込んでしまった
— 5000兆円 (@_pavlog) 2019年12月5日
ツイートの通りではありますが…
本稿ではウッカリ brew upgrade
を叩いてしまったウッカリさんのために、 更新されてしまった helmをv2へ戻すための手順を記載します。
前提
- Homebrewでhelmをインストールしていること
- helmが既に3系までアップデートされてしまっていること
(改めてにはなりますが、)Helmのバージョンについては以下のコマンドで確認することができます。
$ helm version
手順
実際にv2へ戻す手順は以下になります。
$ brew install https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/homebrew-core/9a698c885051f99b629513cf38684675df2109f9/Formula/kubernetes-helm.rb $ brew switch kubernetes-helm 2.16.1
commit hashはインストールしたいversionの修正を確認の上、指定してください。
Pull Requests · Homebrew/homebrew-core · GitHub
$ helm version Client: &version.Version{SemVer:"v2.16.1", GitCommit:"bbdfe5e7803a12bbdf97e94cd847859890cf4050", GitTreeState:"clean"} Server: &version.Version{SemVer:"v2.16.1", GitCommit:"bbdfe5e7803a12bbdf97e94cd847859890cf4050", GitTreeState:"clean"}
おわりに
helm v3では、tillerが消えるなどの大きな更新が含まれています。
気になる方は以下の記事を参照されると良いと思います。
あくまでこの記事は備忘録的な記事ですが、記載内容等に間違いがありましたら是非コメントいただけますと幸いです。
関連リンク
Downgrade helm to previous version · Issue #45682 · Homebrew/homebrew-core · GitHub