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【確定申告もするよ】エンジニアが副業をしてわかったメリットとデメリットについて書く【サイドジョブ】

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五反田でウェブエンジニアをしているpavです。

昨年は「副業元年」とも言われ、副業が「働き方改革」において促進された一年でした。

「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進

出典: 副業・兼業|厚生労働省

有難いことながら、こんな僕も昨年8月より副業をさせていただいてます。

半年ぐらい副業をやってみて振り返りをしてみようと思います。実際の単価などについては個人のスキルセットややりたいこととマッチするかどうかも重要なのでここでは触れません

エンジニアの目線から副業を始めた動機とメリット、そしてデメリットについて書いてみようと思います。

今、副業を始めてみようかなと思っている人がいたらぜひ参考にしていただけますと幸いです。



・目次

副業を始めた動機


一番最初の副業をしようと思った理由は、社内に副業をしている人が多かったことです。

また本業ではクラウド会計のソフトウェア開発に携わっていたので、ドッグフーディングもしたいと思っていました。

「ドッグフーディング」とは企業が自社の製品を使用することを意味する言葉です。

ドッグフーディング:企業が自社サービスを使うべき理由 | UX MILK

開発には携わっていましたが、関わる一部分しかプロダクトを触ることがなかったので、もっと知りたかった側面も大きいです

結果的にはそこまでプロダクトを知るという部分について効果は出なかったですが…。

もう一つの点として、技術力という点でコーディングスキルに対する不安が大きかったです。

せっかく副業OKと言われているのだから、自分のスキルが陳腐化していないか確認したかったし、外の世界で通用するのか試したい気持ちが強かったと思います。

もちろん副業などせずとも、外部の勉強会やOSSへのコントリビュートなど自分のスキルを陳腐化させない方法はいくらでもあります。

しかし個人的にお金をもらうことで自分のスキルに対して向き合える(評価していただける)と思っていました。

実際に副業を始めてみて


副業の稼働は8月中頃から始まって、初の副業がフルリモートワークの案件でした。 結果からいうと、お仕事させていただいた企業さんには比較的好印象だったように思います(思い込みかもしれん)。

普段の業務では、気軽に対面コミュニケーションを行うことが可能なので、細かく気になることを確認できた、フルリモートワークだと難しいなと感じました。

特に気になることはメモして細かく聞いた方がよいです、掘り下げましょう。

特にコミュニケーションを通して意識していたのは以下の4点です。


  • アウトプットを意識して、細かい粒度でPRを投げてみる
  • 疑問に思ったことを率直に質問してみる(空気を読まない)
    • わからない部分はハッキリ聞く
  • 依頼されている業務だけでなく気が付いたことは確認(質問)をする
    • 例) ドキュメンテーションで問題がありそうな部分や全体で生産性に寄与する部分があれば細かく確認する
  • 勤怠について細かく共有する


社会人の基本とされているホウレンソウを守ることと、いつも以上に細かく質問(確認)を行っていました。

タスクの内容がざっくりとしたものだったため、やらなきゃいけないことを整理する段階を踏まずに進めてから手戻りしてしまったのが結構痛かったです。

今は、全体を俯瞰してから作業に入ることを強く意識していてそれは本業へも生きているのでよかったなと思っています。

副業のメリット


長々と副業についての所感を書いてしまいましたが、ここから副業のメリットについて書きます。

  • 収入の柱が増えるので会社への依存度が薄れる
  • 他の会社で行われる取り組みの良い面と悪い面を垣間見ることができる
  • 自分の技術を俯瞰できる
  • スキルセットを伸ばせる
    • 実務である程度触っているものの、ガッツリ書いたことない言語も契約次第で触れる可能性が高い
    • 個人的には習うより慣れろだと思っているのでプレッシャーがかかった状態で学習した方が吸収は早いと思いました(中途半端な成果物を納品していいというわけではないですし個人差があります)
  • 確定申告について自分で行えるので、知識がつく
    • ドッグフーディングも行えた!(確定申告!)
  • 個人で開業ができるので、必要経費を落とせます(これは副次的なメリット)

www.pavlog.tokyo

以上のような感じでしょうか、多分もっと掘れば出てくるとは思います。

今までMySQLしか触ったことなかったんですが、PostgreSQLを使えました。

普段触れる機会のないミドルウェアについて、実務で触れたのは非常によい経験になりました。

副業のデメリット


良いことばっか羅列しましたが、これだけだと不公平なので副業のデメリットも書きます。

  • 稼働状況と本業の状況次第ではあるが、睡眠時間が減ることもある
  • 時間が足りなくなる(ジム週4を継続してたので、恒常的に時間が足りなかった)
  • インプットを行う時間が目減りする
    • ここはバランスを取ることが重要だと思うので、良い配分を見つけると良さそう
  • 良い椅子が欲しくなる
    • これはほぼ愚痴ですが、自宅での作業時間が増えると環境を整備したくなってお金がかかる

一番のデメリットは余暇がなくなることな気がします。ほかにデメリットはあまり感じませんでした。

記事を読んで理解できないという方もいると思うので、一回やってみたらいいです、死なないので…。

まとめ


個人的には副業をやってみてよかったです。

自分のスキルが外で通用することがわかったし、足りない部分へチャレンジもできることを知れました。

※経験が少ないスキルについては手を上げた方が良いですが、納品物の品質は落とさないように意識しましょう。

一つ注意点があるとすると自分に求められているものと、自分が求めているものが合致しない企業で働くと損をするので、 あまり安請負をしないように意識することが重要だと感じました。

また、得意な分野では強気になったほうが良いです。

今回半年以上の副業(と本業)を通して、自分の伸ばしたいスキルややってみたいことが少し明確になったので、もうちょっと没頭してみようと思います。

みなさんも無理のない範囲でぜひ、副業にチャレンジしてみてください!

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